waifu2x の代替を探しているなら
サイズ制限に引っかかる、あるいは絵をアップロードしたくないなら、同じ種類のモデルをブラウザの中で動かせます。
waifu2x を使っていてファイルサイズの上限に引っかかった、あるいは未公開の絵をアップロードすることに引っかかりを覚えたなら、現実的な代替はモデルを自分のブラウザで動かすことです。他人のサーバーに送る必要はありません。
waifu2x の良いところ
なぜ waifu2x が長く定番として挙げられてきたのかは、はっきりさせておく価値があります。無料で、長年使え、モデルが写真ではなくイラストに特化している。多くの人にとって、それはまさに必要な組み合わせでした。今もそれは変わりません。
引っかかるのは端のほうです。処理はサーバー側で行われるので画像を毎回アップロードする必要があり、送れるファイルサイズには上限があります。
2 つの違い
| waifu2x | ブラウザ内処理 | |
|---|---|---|
| 処理する場所 | サーバー | 自分の端末 |
| アップロード | 必要 | 不要 |
| サイズ制限 | あり | 12.6MP まで |
| 倍率 | 1.6x / 2x が中心 | x2 / x4 |
| モデル | イラスト特化 | 写真 / イラスト |
| 料金 | 無料 | 無料 |
作業の流れが変わるのは 2 行目です。他の行は程度の差ですが、そこだけは種類の違いです。
アップロードの手順が以前より重い理由
落書きなら、アップロードは何事でもありません。まだ公開していない依頼作品や、取り交わした条件の対象になっているクライアントの素材では、アップロードは「聞かれたら説明しなければならない工程」になります。
ローカルで動かすことは、その問いに答えるのではなく、問い自体を消します。読むべき保存ポリシーがないのは、保存されるコピーがないからです。
引き換えになるもの
モデルを一度だけダウンロードします。 約 11.6MB で、以降はキャッシュされます。
計算するのは自分の端末です。 Apple Silicon のノート PC では、 1024 画素四方の画像を x4 にする処理が写真向けモデルで約 7.1 秒、イラスト向けモデルで約 3.9 秒です。GPU が遅ければその分かかります。肩代わりしてくれるサーバーはありません。
WebGPU 対応ブラウザが必要です。 最近の Chrome と Edge が該当します。 waifu2x にこの制約が無いのは、そもそも処理が自分の端末で起きていないからです。
写真とイラストでモデルを分ける理由
waifu2x がイラストに強いのは、モデルがその絵柄に合わせて学習されているからです。同じ考え方で、ブラウザ内処理でも用途ごとにモデルを切り替えます。
イラストは線と平坦な面でできているので、線をぼかさず、面にノイズを足さないことが求められます。写真は逆に、細かい質感を残すほうが自然に見えます。 1 つのモデルで両方を最良にするのは難しく、どちらに寄せるかを選べるほうが結果が安定します。
実際、同じ絵をイラスト向けと写真向けの両方で処理して見比べると、線画では違いがはっきり出ます。迷ったら両方かけて、比較スライダーで選んでください。処理は無料で回数の制限もないので、選び直しにコストがかかりません。
試すには
Pixmend を開き、画像をページにドロップして、x2 か x4 と、イラスト向け・写真向けのモデルを選びます。比較スライダーで結果を確かめてからダウンロードしてください。アカウントの手順も、アップロードの手順もありません。
主張を信用ではなく確認で済ませたい場合は、開発者ツールの Network タブを開いたまま画像を処理してください。画像を運ぶ通信は現れません。